スペクテイター編、実に2ヶ月ぶりの更新です。「えっ?終わったのかと思った」なんて言わず、もう少しお付き合いください。
今回のマン島、スペクテイター組にイギリス人の御夫婦が参加してくれました。デイヴさんご夫妻です。
去年のマン島で同じホテルに宿泊していたことから親しくなったんですが、その時は残念ながらラリーが始まる前に発たなければならず、「じゃ、来年(2016年)は応援に来るよ!」と言い残して去ったそうです(私はお会いできず)。
そして今年、ホントに応援に駆け付けてくれたんです。しかもプレゼント持って(何ていい人だ・・・)。
ミニクーパー印のクッションをわざわざチョイスしてくれたんですね。嬉しいじゃないですか。
こんなこともありました。
サービス組から「ラリー車がサービスに戻ってくる時間に合わせて届くように、宅配ピザを注文しといてほしい。」というハードルの高いミッションをさらっと告げられ、ホテルのロビーでOkanoさんの奥さんと「ちゃんと注文できるかなあ。ピザの種類を注文するのはできると思うけど、配達先を説明するのは自信ないなあ。どうしたもんかなあ」と結構なプレッシャーを感じていたときです。
ハッと二人で顔を見合わせ「・・・デイヴさんがいるじゃん!」
ホテルに戻っていたデイヴさんに「あの・・お願いがあるんですけど・・・」と事情を説明して、スマホとピザ屋の電話番号を差し出したら、「No problem!」と快く引き受けてくれ、ものの1分で注文してくれました。ホントにすいませんでした!助かりました。
DAY2のLEG3は夜の部、キャッスルタウンの街が舞台です。夜の街並みを爆音とともにすり抜けていくラリー車。スリル満点です。スペクテイター組は毎年、コース近くの「THE GEORGE HOTEL」1階のバーで食事をしながら観戦します。
デイヴさんも一緒です。みんなとすっかり打ち解けてます。
ビールとパスタで満腹(ここのパスタはやたら量が多い!)になった後は、ホテル裏の駐車場に出て観戦します。
爆音だけがが建物に反響して近づいてから、ラリー車が目の前を通過していきます。このステージは、昼間のラリーにはない独特な雰囲気があり大好きです。Kitani家とOkano家の将来のラリースト達は、近づいてくる音を聞くだけで「ミニだ!」「エスコートだ!」「パパのミニだ!」と聞き分けて大興奮してます。ラリー車の車種を音で判別できる小学生、私は見たことありません・・・。
いやあ、そんなこんなで観戦に熱中してしまい、ラリー車の写真が撮れませんでした。すいません!
しっかりTeam JAPANの走りを見届けたあと、それぞれ帰路につきます。ホテルまで歩いて帰れる距離なので、のんびり徒歩で帰る人も。ラリーの喧騒と、静寂。余韻に浸りながらの帰り道も楽しみのひとつです。