RIOM “Team Japan” を応援していただき、ありがとうございます。
#9741 のコ・ドライバー ROCO です。
ココのウェブサイト、キャッチコピー?は
「おじさんには夢がある」
ですが、実はおばさんもおりまして。
そんな訳で、今回は私から…
おばさんだって楽しんでるぞ 笑
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初めて夫の隣りに乗ったのは、2013年。
早いものでもう4年目(4回目)。
我が家には現在小4の娘(Miss A.)が居ります。
私がステージラリーを始めたのは…彼女が1年生の時でした。
ラリーモードになると、かわいそうに両親が1日不在。
本番はもちろんですが、試走の時も両親は出かけてしまいます。
その間娘は、夫の兄(おじちゃん)と島の名所をめぐったり、砂浜で石を拾ったり
観戦の為に一緒に来ているおじさまたちと遊んでもらったり。
もちろん、観戦もみなさんと一緒。
ラリーは深夜に渡るので、我々がホテルに戻る頃には彼女は、おじちゃんの部屋ですっかり夢の中です。
2013年、初めて乗った年にはさすがに夜のプロムナードで泣いたそうです(証人あり 笑)。
でも彼女は、自分の生まれ育った環境を理解しながら、親の振り切れた(?)感覚に振り回されながら、
周りの皆さんに可愛がってもらって、ここまで大きくなりました。
私たち夫婦がラリーを続けられるのは、娘の理解と協力があってこそ。
感謝をこめて、我々のラリー中の彼女の様子を、数年分紹介します。
2013年
ホテルの1階は賭場同然…(花札も持参)
スタート前、表情からシクシクしている模様。
奥に見えるのは母親(つまり私)、もうそっぽ向いてます。
スペクテイターの皆さんと、山の中腹の名物コーナーにて。
グランドスタンドで、我々の帰りを待ってくれていました。
完走!フィニッシュで夫がインタビューを受ける間も、このとおり。
2014年
SS1 でまさかの右前足骨折(部品の不良!)。
例年の通りプロムナードで観ていた娘の目の前を、少し手前でクラッシュした(その時はまだ事情がわからない、
ただケガはないということだけ)両親の乗る車がヨレヨレ退避の為に通った…
なんということでしょう。
折悪しく、ハンディビデオを借りて録画していたらしく、録画中止も忘れ
「うわぁぁぁ ぁ ぁ … リタイヤだ ぁ ぁ ぁ…」
って真っ暗い足下が何となく写って、声だけが録れているビデオが残っているとか、いないとか。
夜半の修復劇の末、翌朝スーパーラリーでリスタート。
何とか走り切った先で、元気で迎えてくれました。
2015年
RIOM チェアマンより、我がチームのキッズ2人がスターターに任命され。
暗くなる頃にはザーザー降りの雨でしたが、私たちの車も娘が送り出してくれました。
炭酸の味も覚え…
ラリー自体は初日から我々クルーはテストで選んでいった足廻りの組み合わせがマン島の悪路には不適合系。
元気に送り出してくれましたが…
飛んだり跳ねたりしながらスピンするような、荒れに荒れたラリー。
最終日にギヤが耐えられなくなりリタイヤしました。
それでも娘は、残念がってこそいましたが迎えてくれました。
しかも、スタートに引き続きフィニッシュでのプレゼンターを務めていました!
教えてもらった “Congratulations ” 一生懸命、声をかけていたそうです。
みなさんに、マン島に、大きくしてもらってる我が家の末娘。
いつもありがとう。
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さて今年のラリー。
4台完走のかげに、淡々と続けるおばさんあり。
他のコンペティターのレポが少し上がったら…
おばさん奮闘記でも書こうかな。