「ラリー車が日本に帰ってくるまでに・・・」
ブログ長の「マン島」旅行記…◯◯◯
を書き上げるために連投していたつもりでしたが、やはり間に合いませんでした。
なぜか、「旅行記」書き始めると
「あっ!これも書かなきゃ!」って感じで、次々と書きたいことが出てきてしまい(大した内容ではないのですが・・・)こんなに長くかかってしまいました。
思い返してみますと、なんとたったの「1日」だったんですね。そのたった「1日」で本当に色々なことを体験したような気がします。
今回で最後です。(長々ととりとめもない旅行記(しかも文章力に乏しい)にお付き合いいただきまして、本当にありがとうございます。)
それでは、Peel城の続きから・・・
Peel城からは、Peelの街が見渡せます。
10分間の貴重なPeelの城めぐりを終えて、ダーマエくんがレンタカーを駐車場に取りに行っている間、Peel城を見渡せる丘の上で待つことに。
この丘からの眺めが大好きだったであろう故人に贈られた椅子が、3脚設置されていました。
そのベンチのひとつを近くで見てみると
見事なまでに
” Weathered !! “されたベンチでした。
設置された時にはどこにでもある「ベンチ」だったものが、ここPeelの丘の上の自然環境のなかで使われているうちに、こんなに見事にウェザードした、いい感じのベンチになったみたいです。
私の知識は「本に書いてありました。」って程度の知識しかないのですが、どうも日本とヨーロッパではこの「イス」に対する考え方が根本的に違っているそうです。
「イス」=「ただの座る道具」
「イス」=「大切な場所」
私は、故人が愛した場所にその家族や仲間がベンチを贈るという、このイギリスの文化がとても好きで、そして憧れています。心が「豊かだ!」って感じます。
このベンチからの眺め…このベンチを贈られた故人が生前、ココに何度も訪れてはこの風景をながめていただろーなぁ・・・。
「そういえば、2012年に初めてマン島にきた時にもココに連れてきてもらったんだなぁ〜。」
このベンチに腰掛けてみました。
Peel城の向こうの鳥の声・・・
そして、アイリッシュ海の波の音・・・
イギリスには「Study to be quiet」という言葉があるそうです。そのまま訳すと「静かであることを学べ」という意味ですが、こういったベンチに腰掛けて耳を澄ましてみると、なんとなくこの言葉がイギリスにあること、そしてなんとなくこの言葉の意味がわかるような気がします。
目を閉じて、しばし「Study to be quiet」してみました。
「あっっ!あの時にココに来た時と同じだ!!」
・・・2012年9月・・・
あの時、私の横には
あの人がいて・・・この人もいて・・・
#785 親ビン・・・これが始まりだったんだなぁ〜(親ビン痩せてる・・・)
なるほどぉ〜(ダーマエ…それにしてもおせーなぁ)
「Study to be quiet !!」奥が深い・・・
「なんだら、かんだら・・・」
「Study to be quiet ・・・」
「あーでもねー、こーでもねー。』
「Study to be・・・」
「ライフ・ボートがどーたら・・・」
「Study to・・・」
「海のジョージがどーたらこーたら。」
「Study ・・・」
「そんで、若かりし日の海のジョージといったら・・・」
「なんだぁ〜💢後ろがやかましい!!!」
感傷に浸っていたのに・・・邪魔をする日本人の団体が💢
「study to be quiet !!」してみ!!
そんな私に、ダーマエが
「ホイッ!ブログ長、これ!!!」
ってくれたんです。
駐車場にレンタカーを取りに行ったダーマエがつかまって話を聞かされた
海の男、ジョージ。
これは若かりし日のジョージ・・・
いつまでたっても迎えに来ないわけだ!!
手厚いおもてなしを受けたダーマエは、そのお礼にとたくさんLifeboatsグッズを買い込んでいました。
そして、Peelを後に観光日は無事に過ぎてゆきました。
夜は今回のマン島メンバー全員で食事に
マン島 最後の夜・・・