JHRCCブログをご覧の皆様
真夏の陽気の10月、いかがお過ごしでしょうか。広報MAEDAです。
ドライバー、コドライバーなどからラリーの様子が伝えられていますので
少し箸休め的な投稿を一つ。
既に#32がリタイヤした内容について報告させて頂いておりますが、
多分写真を見ても路面状況等伝わらないだろうと思いましたので、
レッキ(試走)の際の動画を用意しました。
———ここから長い前置きと、注意事項です————-
まず、マン島と言えば、やはり「TTレース」が一般的かと思われますが、
このレースの特徴でもある、危険きわまりないTTコースは
「狭い」
「凸凹の道路」
「走るより飛ぶ」
と、よく言われています。
まさにその通り、日本の感覚では想像できない様な道路です。
あそこでバイク全開は凄いです。
ネジ外れてます。憧れます。
しかし、それでもAロード。
『普通の速度で走る分には気持ちのいい』道路です。
いつか自分の車で走って回りたいです。
そして、4輪ラリーで使われるのは、
殆どがBロードとその他。
このBロードとその他、半端じゃありません。
「ロード」というには、、、ちょっと、、、
自分の車では、絶対に走りたくありません。笑
道幅は車一杯。(レッキ車の横面はシャバダバになって、すごいことになります)
バイクともすれ違えません。
凸凹も半端じゃありません。ただの真っすぐな道に見えても、とんでもなく畝ってたりします、、、
本番のビデオや、写真では伝わりにくいのですが、
車がとにかく跳ねまくるので、ゆっくり走ってもシートベルトが常時ロック状態。
カメラを構えているので、シートベルト食い込んで肩が痛かった!
動物も沢山出てきます。
家畜の巨大なホニャララも、、、ここでは撒菱(まきびし)と呼ばせてもらいます。
そりゃ飛びますよ。滑りますよ。(半ば呆れます)
本番では、そんな道を全開ですからね。
あれだけ沢山の車が潰れているのも分かります。
4輪とはいえ、3輪か2輪か0輪になってる時間の方が長いんじゃないだろうかと思います。
さて、散々脅したのには理由があります。
問題があるのは、用意したレッキの動画です。
便利なインカー用のカメラじゃなくて、手持ちのカメラで撮影してます。
断っておきますが、カメラは人間でフルロックしてます。
力の限り固定しています。
しかし、人間が飛んで行くので、
非常に手ぶれしています。(ズームレンズがのびたり縮んだりも。。。)
酔う人は、
絶対に見ないでください。責任は持てません、、、
手カメラ系の映画を見て酔う人は、絶対に再生不可です。
レッキはペースノートを読み合わせながら
「規定速度で、ゆーっくり」なので、
スピード感はありませんが、
ラリー車がどんな道を走っているのか、
どうやってペースノートを読み合わせているのか、
ラリーを知ってもらうのも私たちの願いです。
また、それぞれのクルーの個性やムードも感じてもらえればと思います。
ユルユルの音楽は、、、名付けて「晩ご飯見つけた!」です。